大相撲秋場所2日目(15日・両国国技館)

 西前頭7枚目・欧勝馬(鳴戸)は西同8枚目・金峰山(木瀬)を下し、初白星を挙げた。立ち合いで相手の強烈なもろ手突きを食らったが、迷わず踏み込み、豪快な上手投げ。

「相手も手が長いし、押してくると思ったので、自分から当たっていった。(上手投げは)体が反応できた」と納得の様子で振り返った。

 新小結の先場所は3勝12敗と上位の壁にはね返され、番付を大きく下げた。今場所も初日は黒星スタートとなったが、「そんなに動きは悪くなかった」と手応えはあったという。三役復帰を目指し「このままいい流れをつくっていきたい。ちゃんと当たって、自分の相撲を取っていきたい」と表情を引き締めた。

編集部おすすめ