◆世界陸上 第3日(15日、国立競技場)
男子3000メートル障害決勝が行われ、日本記録保持者の三浦龍司(スバル)は8分35秒90で8位入賞も同種目日本勢初のメダル獲得はならなかった。最後の直線までメダル争いを展開したが、今大会トラック&フィールド種目で初のメダルも逃した。
三浦の激走にTBS系の生中継に出演した大会スペシャルアンバサダーを務める俳優・織田裕二も興奮。
レース前には三浦の表情を見て「ちょっと一瞬、固い表情に見えたんで、あれだけ練習する三浦でもそうなるのか?と思ったんですけど。体は軽そうかな? 僕は本気でメダルを狙いに行った末のプレッシャーを感じてるのかなって表情に見えました。本人が一番、そこを意識してるのかも知れないですね。それくらい力をつけてくれたのがうれしい」と期待を寄せた。
そして、8位入賞の激走を見届けた後も「いや~、あれだけ冷静な三浦選手が決勝に入ってきた時の表情がとちょっと、いつもよりも緊張してるなってのが伝わってきて」とポツリ。
「最後、気持ちが(前に)行ってるけど、足は使い果たしたかなっていう…」と続けると「すごいいい経験をしたんじゃないですか、この東京で。ますます楽しみになりましたね。いずれ近い将来、メダルを獲るってのは間違いないです」と断言も「一番、本人がクソーッて思ってると思うよ」と話した。
王者・エルバカリ(モロッコ)が金を逃したことについて織田は「エルバカリが泣き崩れてたかな。あの王者が負けたんですね。プレッシャーを感じてたのかな。