◆世界陸上 第3日(15日、国立競技場)
男子棒高跳び決勝が行われ、世界記録保持者のアルマント・デュプランティス(スウェーデン)が自身の持つ世界記録6メートル29を更新する6メートル30の世界新記録で金メダルを獲得。異次元の強さで3連覇を果たした。
TBS系の生中継に出演した大会スペシャルアンバサダーを務める俳優・織田裕二もデュプランティスのラスト1回の挑戦での成功に大興奮。
ギリシャのカラリスとの一騎打ちを制し、金メダルを決めた後、世界新記録の6メートル30に挑んだ、その勇姿に「誰も帰りませんよ。(他の)全競技は終わったのにね。誰1人帰らない」とヒートアップ。その1回目の挑戦時には「来た! もう、やるの」とポツリとつぶやいた。
2度失敗後、ラスト3度目の挑戦で成功した、その姿を見届けると両手で力強く拍手。「1日だけ代わってみたい」とデュプランティスとの“入れ替わり”を希望。「気持ちいいだろうな~」と、その心境を想像した。
「これで歴史だからね。でも、赤の他人ですよ。なんで、こんなに心を動かされるんだろう…」と話すと「なんかね。1センチずつ刻むって楽勝なんじゃないかって、みんな思ったりもすると思うんだけど、やっぱ、ラスト1回しか残ってないって時に結構、ぎりぎりなんですよね、彼の中でも」と続けていた。