米国で最も権威のある専門メディア「THE RING(ザ・リング)」は15日(日本時間16日)、最新のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級での最強ランキング)を発表。1位には、史上初めて3階級での世界4団体王座統一を果たしたテレンス・クロフォード(米国)が返り咲いた。
クロフォードは13日(日本時間14日)、サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)に判定勝ちして、スーパーミドル級(76・2キロ以下)の4団体統一王座を奪取。スーパーライト級(63・5キロ以下)、ウエルター級(66・6キロ以下)に続いて4団体統一王者となった。
井上は14日、名古屋市のIGアリーナで、アフマダリエフと高度な技術戦を展開。あえてKOを狙いに行かず、持ち前の高いボクシングIQを駆使してWBA暫定王者を翻弄(ほんろう)し、3―0判定勝ちを収めた。
WBC&IBF世界バンタム級(53・5キロ以下)統一王者・中谷潤人(M・T)は7位のままだった。
(1)クロフォード
(2)ウシク
(3)井上尚弥
(4)ドミトリー・ビボル(ロシア)
(5)アルトゥール・ベテルビエフ(ロシア)
(6)ジェシー・ロドリゲス(米国/帝拳)
(7)中谷潤人
(8)シャクール・スティーブンソン
(9)デービッド・ベナビデス(米国)
(10)アルバレス