俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第35話が14日に放送され、世帯平均視聴率7・8%を記録したことが16日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
初回は12・6%でスタートした今作。
大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。
第35話は「間違凧文武二道(まちがいだこぶんぶのふたみち)」。松平定信(井上祐貴)の政を茶化した『文武二道万石通』。この内容を目にした定信は勘違いをし、逆に改革が勢いづく。蔦重(横浜流星)は予想外な事態に複雑な気持ちになる…と展開した。
今回は松平信義役で落語家の林家正蔵が登場。バラエティーに富んだ出演者が話題となっている今作。