俳優・吉沢亮の主演映画「国宝」(李相日監督)が6月6日の封切りから9月15日までの公開102日間で、観客動員1013万5998人、興行収入142億7273万1300円記録したと16日、配給の東宝が発表した。
さらに今月27日から10月15日にタイ・バンコクで開催されるタイ・バンコク国際映画祭のクロージング作品として上映されることが決まった。
吉沢演じる主人公・立花喜久雄が大物歌舞伎俳優に引き取られ、芸に生涯をささげる物語。第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品にも選出。今後、米国アカデミー会員の審査を経て最終選考の15本が発表され、さらにそこから5本に絞られたノミネート作品が発表される。受賞結果は来年3月15日の第98回アカデミー賞授賞式で発表される。