大相撲秋場所3日目(16日・両国国技館)

 大関昇進を目指す関脇・若隆景(荒汐)は、東前頭筆頭・玉鷲(片男波)に押し出され、2敗目。黒星先行となった。

右を差したが、玉鷲の強烈な右のど輪に圧力をかけられ、土俵を割った。

 初日は東前頭2枚目・伯桜鵬(伊勢ケ浜)に完敗。前日は西前頭2枚目・王鵬(大嶽)を寄り切り、「下から前へ前へ。良かったと思う」と、相撲内容を修正し、納得の表情を見せていたが、この日は土がついた。

 若隆景は夏場所を小結で12勝、先場所を関脇で10勝。大関昇進の目安、三役で直近3場所33勝には、今場所11勝を挙げれば、到達する。

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