◆世界陸上 第4日(16日、国立競技場)

 女子三段跳び予選で、日本記録(14メートル16)保持者で昨夏のパリ五輪代表の森本麻里子(オリコ)は、13メートル10に終わり、決勝進出を逃した。

 今年日本選手権は3位にとどまり連覇が「6」で止まったとはいえ、23年の日本選手権で24年間破られていなかった日本記録を更新し、頂点に立ってから同種目を引っ張ってきた第一人者。

冬季、競技のボブスレーに挑戦したことで、ドイツ人コーチに学ぶなどして、世界から遠いと言われた競技で、日本女子として初めてパリ五輪(予選落ち)にまで出場した。

 予選落ちした初出場だった23年ブタペスト大会の雪辱に晴らす舞台だったが、またしても世界の高い壁の前に涙をのんだ。

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