男子400メートル準決勝で、3大会連続出場の中島佑気ジョセフ(富士通)は44秒53を記録。3組2着で決勝進出を決めた。
レースを振り返った中島は「内側からかなり早いペースで選手が来ていたけど、予選の時点で自信っていうのをしっかり確立できていた。準決勝になるとやっぱり一か八か狙って、結構突っ込んでくる選手がいるっていうのは想定していた。その上で、そこに惑わされずに、自分のレースを、自分の感覚を信じて、自分のスタイルで150メートルで勝負していく。しっかりプラン通りいけた」と納得した表情で振り返った。
また、超満員の国立で走ったことについては「感慨深い。自分もこのオレゴン、パリと不甲斐ない結果で終わってしまって、皆さんの応援の声を力に変えて、自分のバリアっていうのを破った。やっぱり地元開催の世界陸上っていうのもこれが初めてで最後だと思う。そういったチャンスを逃さずに目標を達成できた。これほんとに幸せです」と話した。
18日の決勝については「修正できるところはある。前半はもう少し入って、かつ後半もまとめられれば。