◆世界陸上 第4日(16日・国立競技場)

 男子110メートル障害決勝で昨夏のパリ五輪5位の村竹ラシッド(JAL)は13秒18で5位だった。日本勢はこの種目で2大会連続の入賞となったが、メダルには届かず悔し涙を流した。

優勝は12秒99でコーデル・ティンチ(米国)。準決勝で村竹は13秒17の3組2着で決勝に進出。野本周成(愛媛競技力本部)と、棄権選手が出たため急遽予選落ちから1時間前に繰り上がりが決まった泉谷駿介(住友電工)はいずれも決勝進出を逃した。

 【男子400メートル準決勝】中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒53の3組2着で18日の決勝に進んだ。この種目で日本勢が決勝に進出するのは、1991年東京大会の高野進以来。

 【男子走り高跳び決勝】赤松諒一(西武プリンス)が2メートル24で、前回大会と同じ8位入賞した。瀬古優斗(FAAS)が2メートル20で10位。パリ五輪王者のハミシュ・カー(ニュージーランド)が2メートル36で制した。

 【男子800メートル予選】日本記録保持者の落合晃(駒大)は大会の日本人最高となる1分46秒78を記録も7位に終わり、準決勝(18日)進出を逃した。

 【女子三段跳び予選】日本記録(14メートル16)保持者で昨夏のパリ五輪代表の森本麻里子(オリコ)は、13メートル10、日本選手権覇者の高島真織子(九電工)は、13メートル66にとどまり、いずれも予選通過はならなかった。

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