俳優の水上恒司、女優の山下美月、Snow Manの宮舘涼太が23日、都内で映画「火喰鳥を、喰う」(10月3日公開、本木克英監督)の大ヒット祈願イベントに出席した。

 主人公の久喜雄司(水上)の元に、かつて戦死したはずの祖父の兄・貞市が書いた謎の日記が届き、雄司と妻の夕里子(山下)の周囲では、不可解な出来事が頻発するミステリー。

公開を間近に控え、主演を務めた水上は「面白かったねって言い合える作品なっている。世の中がどんな反応を示してくれるのか楽しみです」とアピールし、山下は「面白い映画を作れた自信がすごくある。公開まで待っていただければ」と呼び掛けた。

 作品の内容にちなみ、身の回りに起きた「怪異」な体験を問われた山下は「最近家の家電製品がめちゃめちゃ壊れるんですよ」と告白。「エアコンも2台壊れた。お風呂場の電気がつかなくなったり、ルンバが動かなくなったりとか、本当にやばいやつ」と明かした。

 さらに、「恩念」のこもった私物を紹介するコーナーでは、水上がボールペンを持参。「大変な時期(事務所移籍)に買ったボールペンで、4~5年これで文字を書いている。撮影のイン前とか撮影中に発見があったら書き残している。なくすこともあったんですけど、絶対に帰ってくる」と思い入れを口にした。

 山下は「みづき」と刺しゅうの入ったタオルを持参。「小さいときにお母さんが刺しゅうを入れてくれたタオルをずっと持ってる。

自分が小さいときにワッペン入れてくれたり刺しゅういれてくれたものでとっておいたものないなって後悔していて、唯一残ってるのがこのタオルです」と説明した。

 宮舘はワニの皮で作られているという黒の台本カバーを持参。「台本を入れて常に持ち歩いてる。もっとボロボロにして味を出したいです」と愛用ぶりをにじませていた。

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