女優の仁科亜季子が22日、動画配信サービス「学研TV『人生100年!大人カフェ』」にゲスト出演した。昭和世代に向けたコーナーで、月曜日は「こだわり深掘り!」をテーマに、元NHKのフリーアナウンサー武内陶子がMCを担当する。

 仁科は38歳で子宮頸がん、46歳で胃の希少がん、3回目は55歳で小腸と盲腸のがん、そして61歳の時に大腸のS状結腸がんを経験。4度のがんを乗り越えた仁科が、こだわりとして挙げたのが「気」だ。

 理由を聞かれると「最初にガンを発病したのが38だったんですけど、戻って来て仕事をする時に何か自分なりのテーマみたいなものがあったら良いなと思いまして、病気をすると『元気』が一番じゃないですか。それから『陽気』でいると免疫細胞の一種のナチュラルキラー細胞が増え、一歩進みましょうという『ヤル気』、『強気』でいるとガン細胞をやっつけられるかな。そして最後は『勇気』なんですけども、人間って何でも二者選択じゃないですか。自分が選んだものに対して、勇気を持って突き進むと良いんじゃないかなと思うんですよ」と“5つの気”を列挙した。

 さらに、最近は子どもたちから言われ6つ目の「根気」も加わったという。MCの武内も「すごい!どれも良いですね」と感嘆の声を上げた。

 仁科は名門芸能一家で育ち多くのドラマ、映画に出演。波乱万丈ともいえる人生を乗り越え、現在も現役で活躍し続ける。今後の活動にも注目が集まる。

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