俳優の福山雅治が23日、都内で主演映画「ブラック・ショーマン」(田中亮監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに共演の有村架純と登壇した。

 福山演じる元マジシャンの主人公・神尾武史が有村演じる姪(めい)の神尾真世と殺人事件の真相に迫る物語。

22日までの公開11日間で観客動員96・5万人、興行収入13・3億円の大ヒットを記録し、福山は「楽しんでいただいているのが、何よりうれしい。この映画が描くことは、日本や世界が抱えている地域経済の問題、同調圧力にも触れていて、多面的な魅力がある。セリフやお芝居で多面的に作ったものが、少しずつ語っていただけるようになった。それがうれしい」と喜びをかみ締めた。

 周囲からはマジックを褒められることが多く、「良かったなと思います。50代の人がやってなかったことが、できている。年を取ると、できなくなることが多いですから。階段なんて10段くらいでも息が切れる」。最後は「大ヒットだから、まあ、やりましょうか」と語り、コインを使ったマジックを披露。見事に成功させて「“追いショーマン”をお願いします」と複数回の観賞を呼びかけた。

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