スターダムの上谷沙弥が26日、金曜シーズンレギュラーを務めていたTBS系「ラヴィット!」(月~金曜・午前8時)を卒業した。

 スターダムの「ワールド・オブ・スターダム王者」上谷は同番組に7月4日から金曜シーズンレギュラーとして生出演。

毎週、スタジオを沸かせ自身の知名度と女子プロレスのイメージアップに大きく貢献した。

 25日に自身の「X」(旧ツイッター)を更新し「明日ラヴィット!シーズンレギュラー最終日 楽しい時間はあっという間だな!沙弥様のとんでもない夢が実現するぞ!その夢ってなーんだ?」とポストしていた。

 上谷は「夢」を「正真正銘のヒールのプロレスラーなんだ。だけど、これまでラヴィット!でプロレスラーとしての本当の姿をお前らに見せてないから」と明かし「カッコイイ姿を見せるためにこの生放送のラヴィット!でガチのプロレスをやらせてくれ!」とぶち上げ「沙弥様は生放送でプロレスをやるのが夢だったので。川島、頼む!」とMCを務める川島明へ要求し受け入れられた。

 スタジオにリングが設置され、MCの田村真子アナが「生放送での女子プロレス中継は23年ぶり。TBSでは51年ぶり」と紹介され、羽南と10分1本勝負で対戦した。

 実況を赤荻歩アナが務め、川島らがゲスト解説した一戦は、場外乱闘、椅子を使った攻撃など上谷が大暴れ。激しいエルボー合戦を展開した熱戦は、上谷が雪崩式フランケンシュタイナーで追い込めば羽南もバックドロップで応戦。残り15秒に迫ったところで最後はスタークラッシャーで上谷が勝利した。

 川島はスタジオでの熱闘に「感動しました」と明かしていた。上谷は「羽南ありがとう」と握手を交わすと突き倒しほほ笑んだ。

そして川島から「ラヴィット!」ベルトを贈呈され拍手を送られていた。そして涙を流し「プロレスをたくさんの人に見てもらえて本当にうれしいです」と号泣し「こういう機会を作ってくださったラヴィット!のみなさんに感謝しています。本当に幸せです」と声を震わせていた。

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