◆テニス ▽木下グループ・ジャパン・オープン第3日(26日、東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園)

 27日から開幕する男子車いすテニスのツアー公式戦木下グループ・ジャパン・オープンを前に、日本車いすテニス協会が会見を開き、東京、パリ両五輪テニス競技の競技最高責任者(大会ディレクター)を務め、国際テニス連盟(ITF)理事で、日本テニス協会の副会長でもある川廷尚弘氏が新会長に就任したと発表した。

 川廷氏は、「2028年ロサンゼルス・パラリンピックでは4個の金メダルを目指す。

クアード(四肢まひ)クラスは出場することが目標」と、抱負を述べた。日本の車いすテニスは、2024年パリ・パラリンピックの男女シングルスで金メダル、女子ダブルスでも金メダルを獲得。計3個の金メダルを獲得していただけに、ロサンゼルスでは男女シングルス、ダブルス全てで金メダルを目指す意気込みだ。

 また、シーズンの最後を飾る、世界ランキングの上位選手だけが出場可能なマスターズ大会を、日本に招致する計画があることも明かした。「2027年以降になるが、できるだけ日本に持ってこられるように努力したい」。

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