◆男子テニス ▽木下グループ・ジャパン・オープン第3日(26日、東京・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園)
世界ランキング273位で、予選勝ち上がりの島袋将(有沢製作所)が力尽きた。シングルス2回戦で同74位のセバスチャン・コルダ(米国)に1-6、4-6のストレートで敗退し、日本選手はシングルスからすべて姿を消した。
1回戦で、同22位のトマーシュ・マハツ(チェコ)を破り、予選から3連勝。上位選手をなぎ倒して好調だった島袋だが、「出だしから、すごく硬くなってしまった。プレッシャーを感じた」。
1回戦に勝った後、「自信もあるし、手応えも感じた」と話していた。しかし、この日は「過信じゃないけど、自分を信じすぎていた」と、一気にトーンダウン。自分自身に期待していただけに、「これだけのお客さんの前で、いいプレーをしたい」というのが重圧となったようだ。