26日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、前橋市の小川晶市長が市幹部職員の既婚男性とラブホテルで複数回面会していたと報じられた一件を報じた。

 宮根誠司キャスターに「民事(訴訟)で訴えられた場合、(市長は)男女の関係はないとおっしゃってるんですけど、そういったたぐいのホテルに男女で行ってしまったと。

既婚男性と。これはどうなりますか?」と聞かれた元検事の亀井正貴弁護士は「これはおそらく通らないですね。裁判所は不貞行為を認定すると思いますね」と返答。

 同弁護士は「私も非常に多く(訴訟を)やってきたんですけど」とした上で、「通常、こういう展開が出てくることがあるんですね、この(市長の)弁解は。あるんだけど、裁判所が認めたことはないですね、私が取り扱った案件では」とした亀井氏。

 宮根氏が「男女の関係があるかないか分かりませんけれども(ラブホテルに)入った時点でアウト?」と確認すると「もう追認すると思います。しかも、これは複数回なので。何らかの物的証拠もあるんだと思いますね」と答えた。

 「弁護士でもある小川市長はこれが裁判所を通らない弁解であることを分かって言ってるんだと思います」とも話した亀井氏。

 「市長は職員の指揮命令監督責任も負ってますから、特定の職員との間で私的に思わせることをすることも問題ですよね。犯罪ではないんだけど、そういった点についての問題性もあると思います」と指摘した。

 さらに宮根氏に「民事になってくると(市長の主張が通るのは)無理ですか?」と再度聞かれると、亀井氏は「無理ですね。

全然、無理ですね」ときっぱり。自身の過去の不倫訴訟の経験から「(ラブホテルに)入って何時間いたかと入口、出口を撮った上でやるんですよ。何回か撮って。これで不倫の客観証拠ありとなる。(滞在時間も)アウトですね」と話していた。

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