◆男子プロゴルフツアー パナソニックオープン 第2日(26日、大阪・泉ヶ丘CC=6993ヤード、パー71)
第2ラウンドが行われ、プロ最年少出場記録の15歳142日でプロデビュー戦に臨んだ加藤金次郎(フリー)は87位で出て3バーディー、3ボギーの71で回り、通算イーブンパーで終えた。カットラインに4打届かず、予選落ちが決定的となった。
加藤は「見に来てくださった方も多かった中でいい成績を残せず悔しい。もっともっと頑張らなきゃなと思います。(イーブンパーは)良くも悪くもないけど、プロの世界で戦うならもといいスコアを出さないといけないと実感しました」と語った。
愛知・瀬戸市出身の加藤は同・水無瀬中の3年生。22日に史上最年少の15歳139日でプロ宣言した。身長167センチ、体重72キロとまだまだ成長中で、270度超えのドライバーショットや高精度のアイアンショットを披露。ギャラリーから「金ちゃん!」と掛け声が飛ぶなど、大きな注目を集めた。
課題については「もったいないボギーやショートアイアンの精度を上げたい」と挙げた。次週はバンテリン東海クラシック(10月2~5日、名古屋・三好CC西C)に出場。同コースは何度か回ったことがあり「地元ですし、応援に来てくれる方も多いと思う。その中で、次こそはいい結果を残したい」と意気込んだ。