9月27日の阪神競馬でデビューした超高額馬の黒星発進にSNSで多くの反応が寄せられている。阪神5Rの2歳新馬(芝2000メートル=11頭立て)で注目を集めたのは、武豊騎手とコンビを組んだイエッサー(牡、栗東・武幸四郎厩舎、父エピファネイア)。

24年セレクトセール1歳馬セッションにおいて3億4000万円で落札された超高額馬がまさかの最下位に終わった。

 単勝オッズは14・4倍の5番人気。序盤は五分のスタートを切って先行集団に取り付いた。終始外めの4番手を追走したが、4コーナーで早くも手応えが怪しくなると直線でもエンジンがかからずに失速。最後は後方にいたフリーマンにもかわされ、最下位に沈んだ。勝ち馬は3番人気のコントレイル産駒フリーガーで勝ち時計は2分1秒5(良)。

 同馬のオーナーは「ウマ娘」の藤田晋氏。高額馬が続出した24年のセレクトセール1歳セッションで4番目に高額だった。ちなみに当セールで最高額だったのは5億9000万円で落札されたエムズビギン(牡、栗東・友道康夫厩舎、父キタサンブラック)で、10月の京都デビューを視野に入れている。

 超高額馬の最下位デビューにSNSでは「あそこまでとは、、」「話にならん。笑」「完走したのはわかったのでそこだけは安心した」「これは調教代わりの出走やね」「使ってくうちに変わってくれればと」「条件変えての変化に期待」「全然伸びなかった」「高額馬でも走らんもんは走らん」「いいところなさすぎひん?」などのコメントが寄せられている。

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