重賞で圧倒的人気を集めた有力の敗戦にSNSでは悲鳴が上がっている。27日に行われたハンデ重賞のシリウスS・G3(阪神競馬場・ダート2000メートル)は、8番人気のホウオウルーレット(牡6歳、美浦・栗田徹厩舎、父ロージズインメイ)が優勝。

単勝オッズ2・0倍で断然の1番人気に支持されたテーオーパスワード(牡4歳、栗東・高柳大輔厩舎、父コパノリッキー)は掲示板を外す7着に敗れた。

 松山弘平騎手とコンビを組んだ同馬は、ハンデ57・5キロで6番枠から好スタートを切ると、好位集団の5、6番手あたりを追走。向こう正面では坂井瑠星騎手のタイトニットが外から並ぶ形で密集した馬群の真ん中で身動きが取れない状況に。直線に向いてから前が壁になったものの、すでに手応えがなくなり、盛り返す力は残されていなかった。

 テーオーパスワードはデビューから2連勝で伏竜Sを制覇。キャリア3戦目で初めて挑んだ海外遠征のケンタッキーダービーでは5着に健闘した。遠征後は長期休養明けとなった招福Sが5着に敗れたが、続く瀬戸Sで3勝クラスを突破すると、前走の名古屋城Sを3馬身差で快勝していた。

 

 デビューから初めて掲示板を外したテーオーパスワードの敗戦にSNSでは「阪神が合わないのか?右回りがダメなのか?」「堅いと思ったけど・・」「こりゃ大荒れ」「ぶっ飛んだなぁ」「どうした?」「伸びなかったな」「坂井騎手にやられたな…」「ずっと蓋されてたなあ」「過信してしまったな」「すげぇ詰まり方したな」「進路取りどうしてああなった?」「位置取りがあかんかった」「囲まれちゃったね」などのコメントが上がっている。

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