◆第59回スプリンターズS・G1(9月28日、中山競馬場・芝1200メートル)=9月27日、中山競馬場

 昨年は前半3ハロン32秒1のハイペースで逃げて8着のピューロマジック(牝4歳、栗東・安田翔伍厩舎、父アジアエクスプレス)は、16時27分に中山競馬場に到着した。

 仲本厩務員は「海外を経験しておとなしくなりました。

渋滞があってものんびりボーッとしていて、海外に行った馬は違うなと思いましたよ」と輸送中の様子を笑顔で伝えた。

 前走のアイビスSDはJRA史上最速の上がり31秒3で差し切ったが、新潟の厩舎では花火や飛行機の音を気にして、大変だったという。同厩務員は「前走はイレ込んで、体重も落ちてしまった。今までならパニックになって終わっていたが、我慢できるようになって成長したと思う。前走でこれまでやってきた成果が見せられたので、大舞台でも成長した姿を見せられたら。心と体のバランスは今が一番いいと思う」と成長を実感。昨年とは違った姿をG1の舞台で見せる。

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