陸上の早大競技会「ロード・オブ・ワセダ」男子5キロが28日、埼玉・所沢市の早大キャンパス内の周回公認コース(1周約700メートル)で行われ、申し込みタイムが最も速い第1組で、中大の岡田開成(2年)が13分41秒でトップを取った。2位にも中大の本間颯(3年)が13分44秒で続いた。

学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月13日)に向けて好走した。

 出雲駅伝のチーム登録(選手10人)は24日に締め切られ、中大は昨季の箱根駅伝で1区から3区まで先頭を突っ走った吉居駿恭(4年)、溜池一太(4年)、本間らが順当にメンバー入りした。中大は箱根駅伝で最多の14回の優勝を誇る一方で、出雲駅伝と全日本大学では優勝なし。1996年の箱根駅伝以来の学生3大駅伝優勝と出雲路初制覇を目指す。

 出雲駅伝は6区間45・1キロのスピード駅伝。中大のほか、昨季の箱根駅伝覇者の青学大、昨季の王者で全日本大学駅伝2冠の国学院大、昨季の3大駅伝すべて2位と安定した強さを持つ駒大、伝統校の早大、駅伝巧者の創価大、帝京大などが激しい優勝争いを繰り広げることになりそうだ。

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