スプリンターズS・G1(9月28日、中山競馬場・芝1200メートル)を11番人気のウインカーネリアン(牡8歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー)で制した三浦皇成騎手に戒告の処分が科されたことがJRAから発表された。同騎手にとっては127度目のJRA・G1騎乗で待望の初勝利だった

 ウインカーネリアンは最後の直線で、逃げていたジューンブレア(武豊騎手)と叩き合いになった際、ゴール板手前で内で粘るジューンブレアに寄って接触している。

これによりJRAからは最後の直線コースで内側に斜行したことについて戒告を科された。戒告は、レースやその前後の過程で、公正かつ安全な競馬に対する注意義務を怠った騎手または調教師に科せられる制裁のひとつで、過怠金のような罰金は発生しない。

 なお、大きく出遅れて15着に敗れたヤマニンアルリフラは、鞍上の団野大成騎手が発馬機内での御法(突進された)について戒告が科されている。

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