◆明治安田 J1リーグ▽第32節 C大阪―京都(28日・ヨドコウ)

 現在3位の京都は、C大阪戦を1点リードで折り返した。

 試合開始時点で、首位・鹿島との勝ち点差は8。

優勝争いに向けて負けられない一戦は、立ち上がりから互いに球際で激しい攻防が繰り広げられた。前半13分には、FWラファエルエリアスがプレスをかけた際に右足を巻き込まれる形となり、もん絶。一度ピッチ外で状態を確認してから試合に戻ったが、約10分後、相手CKの際に再び倒れ込み、MF山田楓喜と交代した。

 リーグ2位の得点数を誇るエースをアクシデントで欠く形となったが、DF宮本優太の縦パスをスイッチにペナルティーエリアに進入するなど、勢いは変わらず。すると同44分、MF平戸太貴のCKを、DF須貝英大がスルー。これを2試合ぶりの先発となったMF松田天馬がゴール右隅に流し込んで得点。5月3日の同カード(サンガS)でも得点した松田の今季3点目で先制に成功した。

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