俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第37話が28日に放送され、世帯平均視聴率8・9%を記録したことが29日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
初回は12・6%でスタートした今作。
大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。
第37話は「地獄に京伝」。蔦重(横浜流星)は抱えの戯作者らが去る中、政演(古川雄大)に執筆を依頼するが…。一方、改革を進める定信(井上祐貴)は中洲の取り壊し、大奥への倹約などを実行する…という展開だった。
放送後、公式インスタグラムでは「栃木ネタの漫才でおなじみのU字工事の益子卓郎さんが栃木の豪商・釜屋伊兵衛役で登場 肉筆画を依頼した歌麿とのにこやかオフショットです!」とつづり、歌麿役の染谷将太との2ショットなどを掲載。劇中では独自のアクセントがあるセリフ回しで、コミカルな雰囲気を演出した。ネットは「結構台詞も多かったので驚きました!」「益子さん、めちゃくちゃ演技上手でびっくり」「益子さん、こんなに芝居上手だなんて想像以上」「ごめんねごめんね~って言うかと」「益子さんみたいな人と思ったら本物だった」と仰天した。