お笑い賞レース「THE SECOND」歴代王者3組によるライブ「漫才匠」(10月27日=なんばグランド花月、12月1日=ルミネtheよしもと)に向け29日、ギャロップ、ガクテンソク、ツートライブが意欲を語った。

 2023年チャンピオンのギャロップ・林健は3組でのライブに「10年後、何組でやってるのか。

その辺も気になりつつ、でもやっぱり負けたくないっていう気持ちです」とライバル心をのぞかせた。24年優勝のガクテンソク・奥田修二は「『ザ・ぼんち』師匠が優勝した場合、どんな形になるのか分からないですけど、現状3組でやるライブなので、らしさが出せれば」とニヤリ。25年優勝のツートライブ・周平魂は「『漫才匠』が『漫才SHOW』とかかっている感じで。ここに入れてもらえるだけでめちゃくちゃ光栄」と後輩感を出した。

 90分公演でそれぞれの漫才と、コーナーも楽しめるライブ。奥田は「セカンドっていうくくりだけで、世代もギリギリ微妙に違っているので。なんか想像を超えて期待を裏切らないみたいな感じの感想が、お客さんから出てくるようになれば」と意欲を語った。ツートライブ・たかのりは「お客さんの前でとりあえずウケたい」と素直な心境を吐露。ギャロップ・毛利大亮は「万が一、1番滑ったとしたら王者の顔は返したい。バトンじゃなくて顔を返す」と笑いを誘った。

 セカンド優勝前後で仕事内容も変わったが、ガクテンソク・よじょうは「仕事の量が増えて明るくなりました」と笑顔。奥田も「周りが話しかけやすくなったみたいで。

後輩も話しかけてくれます」と効果を明かした。3組で行うライブは漫才メインの内容となり林は「恐れ多いタイトルなので、ネタもきっちり仕上げて持っていきたい」と宣言した。

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