俳優の上川隆也が29日、都内で舞台「忠臣蔵」(12月12~28日、東京・明治座)の製作発表に藤原紀香、立石俊樹、藤岡真威人、岐洲匠、石川凌雅、近藤頌利、唐木俊輔、財木琢磨、松田賢二、徳重聡、珠城りょう、高橋克典と出席した。
元禄時代に起きた赤穂浪士によるあだ討ちを上川の主演、堤幸彦氏の演出で描く令和版の忠臣蔵。
NHKのBS時代劇「大岡越前」で主役の大岡忠相を演じている高橋は吉良上野介役を演じる。「大岡越前の私になぜ、吉良上野介なのか?」とジョークを飛ばしつつ、「『忠臣蔵』で吉良が一番、面白そうだと思う」と意欲的。俳優デビュー作のドラマ「ポケベルが鳴らなくて」(1993年)以来、32年ぶりとなる堤氏とのタッグにも「やっとご一緒できる」と再会を喜んだ。
地方公演は来年1月3~6日に名古屋・御園座、同10日に高知県立県民文化ホール、同17日に富山県民会館、同24から27日に大阪・梅田芸術劇場メインホール、同31日に新潟・長岡市立劇場で上演する。