日本テレビが29日、東京・汐留の同局で社長定例会見を行った。来年3月開催の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米動画配信大手「ネットフリックス」が独占放送権を獲得したことに言及した。
来年3月のWBCを巡っては、ネットフリックスが独占放送権を獲得したことが先月26日までに判明。全47試合をライブとオンデマンドで配信し、今大会の地上波での試合放送はないとしており、日本国内の野球ファンから賛否を呼んでいた。
同局の福田博之社長は、一連の事態を受けて「国民的レベルで注目を集めるスポーツイベントは誰もが視聴できる環境にあるのが望ましいと思いますので、大変残念に思います」と話した。