2月末でTBSを退社したフリーの加藤シルビアアナウンサーが29日、都内で行われたデジタル証券「renga」新サービス開始記者会見で司会を務めた。同サービスを展開するデジタル証券株式会社の山本浩平代表取締役CEOは加藤アナの夫。
爽やかな白のスーツ姿で登場した加藤アナは、会見冒頭に「元TBSアナウンサーの加藤シルビアです」と深々とお辞儀をすると、フラッシュを浴びた。同サービスは、投資単位を1口10万円に小口化し、投資家間でも売買を可能にした資産運用サービス。代表を務める山本氏は自己紹介で「プライベートな話で恐縮なんですが、2016年に司会の加藤シルビアと結婚しまして、4児の父でございます」と照れ笑い。加藤アナは会場の隅に用意された椅子に座り、柔らかな笑顔で夫の話しに耳を傾けた。
会見には、元衆院議員の杉村太蔵氏も同席し、加藤アナに「ご無沙汰してましたよね」とあいさつ。16年に加藤アナが一般男性と結婚したと報じられた記事を読み返したと明かし、「とんでもない一般男性でしたね。すごいわ」と大きな声で驚きの声を上げた。
山本氏は司法試験合格後の2011年12月に金融庁入庁。金融庁、財務省で勤務し、金融庁退職後に弁護士登録。20年11月からデジタル証券株式会社を創業した。杉村氏から安定した国家公務員の仕事を辞め、挑戦し続ける姿勢を称賛されると、「実は(加藤アナから)『国家公務員を続けていたら、結婚していませんでした』と言われました。
加藤アナは2008年、同局に入社。「はなまるマーケット」「みのもんたの朝ズバッ!」「Nスタ」などを担当した。私生活では16年に山本氏と結婚。今年2月にTBSを退社し、4月に第4子を出産したことを発表した。