俳優の赤楚衛二(31)が、テレビ東京系連続ドラマ「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」(来年1月12日スタート、月曜・後11時6分)に主演することが29日、分かった。ヒロインは元IZ*ONEで、韓国で女優としても活躍中のカン・ヘウォン(26)が務める。

 小料理店でバイトする大河(赤楚)と、韓国からの留学生で大学院に通うリン(ヘウォン)が出会い、惹(ひ)かれていくピュアなラブストーリーを描く。

 赤楚は「最初は題名に驚いて、『どんなドラマだろう?』と全く想像ができなかった」と率直に告白。見た目や材料は似ているのに食べると味は違う「キンパ(韓国風のり巻き)」と「おにぎり」のように、国籍の異なる2人の恋愛模様を描く本作を「次はどうなるんだろうというワクワク感もあり、文化や価値観の壁を乗り越えるためにお互い補っていく姿が、とても愛らしく感じる台本だなと思いました」と魅力を語る。

 赤楚が演じる主人公・大河は、大学駅伝のエースとして期待されていたものの、成績不振で挫折した過去を持つ。「なんとなく生きている中、リンと出会ってどうやって大河が変化していくのかは、見どころかなと思います」と予告する。

 ヘウォンは、日本の地上波ドラマ初出演となり「お話を聞いた際は、本当にうれしかったです」と歓喜。アニメーションを学ぶため日本に留学したヒロイン・リンを演じるため、日本語のセリフにも挑戦し「(夢に向かって奮闘する同役の)思いに共感しているうちに物語の世界に引き込まれてしまいました。リンだけではなくて、他のキャラクターもそれぞれたくさんの魅力があるので注目して」とアピールした。

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