レイズは30日(日本時間10月1日)、パトリック・ザルプスキー氏率いるオーナーグループの球団の買収劇が正式に終了した、と発表した。

 買収額は約17億ドル(約2500億円)。

現オーナーのステュー・スターンバーグ氏が2004年の買収劇は約2億ドルだったもので、単純計算で21年間で8・5倍となった。

 今回の買収劇は米大リーグのオーナー会議で承認されている。1998年誕生したレイズは、ビンス・ナイモリ氏が初代オーナー。今回が3代目となる。

 レイズは今季、本拠のトロピカーナフィールドが昨年のハリケーンで壊れたため、ヤンキースのマイナー施設でシーズンを送った。また、2028年開場予定だった新球場建設計画は今年3月に中止になるなど問題が山積している。

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