巨人・田中将大投手が30日の中日戦(東京D)で日米通算200勝をかけて先発することが29日、決まった。逆転での2位浮上を狙っていたチームは前日28日に3位が確定。
田中将にとっては6回途中5失点だった21日の同戦(バンテリンドーム)以来の登板。ジャイアンツ球場での最終調整を終えると「200(勝)、200(と言われるが)そこは結果でしかない。投げる試合に(チームが)勝つために、自分のやるべきことをやる。そしたらそういう結果(200勝)が後からついてくると僕は思っている。レギュラーシーズン最後の登板。自分の立ち位置(的に)もそうだし、CSに向けての調整がどうとかではもちろんない。とにかく自分がマウンドに立っている間はベストを尽くして自分の持つ、その日出せる力を全部出し切ってマウンドは降りたいなと思います」と決意をにじませた。
楽天から移籍1年目の今季は9試合に先発して2勝4敗、防御率5・31。過去の2勝はバンテリンD、神宮でマーク。「それは、もちろん」と待望の本拠地初白星へ目をギラつかせた。