◆米大リーグ マリナーズ―ドジャース(27日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が27日(日本時間28日午前10時40分開始予定)、敵地・マリナーズ戦のスタメンを外れた。大谷がスタメンを外れるのは、8月21日(同22日)の敵地・ロッキーズ戦以来33試合ぶり。
個人タイトルよりも、チームでの頂点を優先させた模様だ。ドジャースは25日(同26日)には、敵地・ダイヤモンドバックス戦で8―0と快勝し、4年連続となる地区優勝が決定。26日(同27日)の敵地・マリナーズ戦はベッツ、フリーマン、エドマンら一部の主力が休養のため欠場した。だが、大谷はシュワバー(フィリーズ)と2本差の本塁打王争いもあって出場したが、3打数無安打に終わった。
この日途中出場する可能性はあり、最終戦となるあす28日(同29日)に複数本塁打を放つことも考えられるが、30日(同10月1日)からのポストシーズンへ向けて休養を優先させた見込みだ。前日26日(同27日)にはロバーツ監督が大谷にも休養が必要か尋ねたというが「私は彼に聞いたが、彼は『それは私(ロバーツ監督)の判断だ』と言った」と明かしていた。この日は「1番・指名打者」でエドマンが出場。エドマンは足首などの痛みを抱えているとあって、指揮官は「最終的には、トミー(エドマン)が守備はできないけれども、打席を必要としていたので、それで翔平を外す決断をしやすくなった。彼(翔平)はチームメートで打席が必要な人がいるかを気にしていた」と説明した。