◆米大リーグ マリナーズ―ドジャース(26日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)
ドジャース・佐々木朗希投手(23)が26日(日本時間27日)、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)と試合前に対面し、握手を交わした。約1分間、あいさつを行った。
まずはセンターでロッテ時代の先輩、マリナーズ特任コーチ兼コンサルタントの福田秀平氏(36)と談笑していると、一塁ベンチからイチロー氏が登場。福田氏が“仲介役”として2人をつなぎ、朗希はやや緊張した面持ちで深く頭を下げていた。
朗希は24日(同25日)に右肩痛などからメジャー復帰し、オープン戦などを除くと日米通じて初のリリーフ登板。最速99・8マイル(約160・6キロ)を計測し、1回を2奪三振で完全投球を見せた。4年連続の地区優勝から一夜明け、レギュラーシーズン最終カードとなる今回のマリナーズ戦でも救援登板が予定されており、ブルペン陣の深刻な不振で苦しむチームの救世主として期待されている。