巨人は24日、元巨人選手で巨人の1、2軍コーチ、2軍監督を務めた町田行彦さんが9月22日に胆管がんのため都内の自宅で死去したと発表した。91歳だった。
町田さんは長野出身で長野北高から国鉄スワローズに入団。21歳シーズンの1955年に31本塁打を放ちセ・リーグ史上最年少本塁打王になった。2021年にはヤクルト・村上が21歳で本塁打王になり並んだ。
右投げ右打ちの外野手で64年まで国鉄でプレーすると、65年には巨人で1年プレー。王、長嶋とスタメンに名を連ねたこともあったが、27試合で21打数2安打、0本塁打に終わり、同年限りで現役引退した。
その後は巨人で2軍打撃コーチや1軍外野守備走塁コーチ、2軍監督を務め、ヤクルトでも打撃コーチを務めた。
プロ通算成績は1415試合出場で913安打、打率2割3分3厘、129本塁打、459打点。59年にサイクルヒットも記録した。