ロバーツ監督　大谷翔平のＰＳクローザー起用の可能性は現状否定「基本的にはない」
取材に応じるドジャースのロバーツ監督（カメラ・村山みち通信員） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ワイルドカードシリーズ第１戦　ドジャース―レッズ（３０日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３１）が３０日（日本時間１０月１日午前１０時８分開始予定）、ポストシーズン初戦となるワイルドカードシリーズ第１戦の本拠地・レッズ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。試合前にはロバーツ監督が取材に応じ、議論されていた短期決戦での大谷のクローザー起用については「基本的にはない。

『絶対にない』とは言わないが、現時点では想定していない。ただ、何が起こるか分からないのも事実だ」と話した。

　チームは救援陣が不安定。２３年ＷＢＣでは決勝の米国戦で胴上げ投手になった大谷をリリーフ起用することがチーム内で議論されていた。一方、２２年に制定された「大谷ルール」では、先発投手は降板後にＤＨで出場を続けられるが、救援の場合は降板した場合に交代するか守備につかなければならなく、ハードルが高いのが現状だ。

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