ドジャース・山本由伸投手(27)が30日(日本時間10月1日)、ワイルドカードシリーズ初戦となる本拠地・レッズ戦の前に会見を行い、先発する第2戦に向けて意気込みを語った。ワールドシリーズを制覇して昨年に続く2度目の舞台に向け、「とにかく落ち着いて準備ができていると思うし、ポストシーズンっていうのもどういうものかっていうのも、去年は経験でき、最高の結果を経験できたので、その分自信にもなっている。
今季は開幕投手を務めた山本はシーズン30試合に登板し、12勝8敗。チームではただ一人、ローテを守り切った。25日(同26日)の敵地ダイヤモンドバックス戦では、日本人史上7人目の200奪三振にも到達し、17回1/3連続無失点でレギュラーシーズン最終登板を終え、リーグ2位の防御率2・49と驚異的な数字をマークした。
この日は米大リーグ機構(MLB)が9月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、投手部門で山本が今年の3、4月に続き、2度目の受賞となった。