◎「第55回日本少年野球関西秋季大会・和歌山県支部」(9月20、23日・貴志川球場ほか)◆中学生の部 ▽代表決定戦 和歌山御坊ボーイズ10-1紀州ボーイズ

 和歌山御坊が6回コールドの快勝劇で、5年ぶりの代表切符をつかんだ。

 粘り強さが勝利を呼び込んだ。

先発・濵田は4回まで毎回、先頭打者に安打を許したが「ピンチをいっぱいつくってチームに迷惑かけたが、みんなが守ってくれてしのげた」と最少失点の粘投。すると、打線は3回に濱口の中前打を足がかりに吉本が右前へ先制打。浜田の右犠飛で2点を奪い、援護した。

 5回には杉本主将の三塁打、吉本の左犠飛、脇野の適時二塁打などで3点を追加。大一番で2安打4打点の吉本は「前の大会から調子よかったので、それを継続できた」と予選2試合で、6打数5安打と大暴れした。

 新チームになったばかりとはいえ、強豪チームを破り「チームの雰囲気よかった。勢いでいけた。一つでも多く勝つように、雰囲気よく勝って甲子園でプレーしたい」と杉本。タイガースカップ出場権の4強入りを目指す。

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