◎「第55回日本少年野球関西秋季大会・京都府支部予選」(20、21、23日・アイアイ伏見桃山スタジアムほか)◆中学生の部 ▽代表決定戦 京都嵐山ボーイズ8-2京都南山城ボーイズ

 一気に決めた。1―1で迎えた延長8回だ。

タイブレークに入り、京都嵐山打線がおもしろいようにつながった。まずは1死満塁から、湯浅が「前の回のエラーを取り戻したい気持ちで必死だった。汚名返上のバッティングができた」と中前へ2点打。途中出場の4番打者の一打で勝ち越すと、大谷も3点三塁打を放つなど、一気に7点を奪った。

 7回までは投手陣が踏ん張った。先発・長谷川が3回を4安打1失点に抑えると、2番手・増田は3回無失点。3番手・大島は7回をゼロ封し、8回は相手反撃を最少失点で抑えた。

 昨年、関西ブロックの1年生126チームが参加した「第16回関西さわやか大会」で優勝。さらにレベルアップしたナインが、13年ぶり本大会出場を決めた。安達主将は「勝利への執念が本戦でも出れば、きっといい結果が付いてくる」と力強かった。

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