巨人の泉口友汰内野手が、負傷交代の影響を感じさせない俊敏な動きを披露した。9月30日の中日戦(東京ドーム)で初回に右膝内側付近に自打球を当て、3回の守備からベンチに退いていた。

 阿部慎之助監督が「当たり所があまり良くなかったので。これでケガして長引いて棒に振った人をたくさん見てきたので」と説明。先のCSに向けて、打線の中軸を担うだけに、一夜明けての状態が心配されていた。

 この日、試合前練習では遊撃のポジションに入って、ノッカーの打球を右へ左へと軽快に足を運んだ。時折、笑顔も見せるなど不安な様子もなし。スタメン出場かは未定だが、大事な戦力を欠く非常事態は避けられたようだ。

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