高卒2年目右腕の大内誠弥投手が、3日の西武戦(楽天モバイル)でプロ2度目、本拠地では初めて先発することが有力となった。1日に楽天モバイル室内練習場で行われた投手練習に参加。

キャッチボールや投球練習を実施した。「やってやるぞっていう気持ちが一番強い」と意気込みを語った。

 6月7日の巨人戦(東京D)でプロ初登板初先発。4回を投げて1安打3奪三振無失点と好投した。今季ファームでは先発ローテーションを担ってきたが、「1軍で投げることができて、結構緊張もしたので、それに比べれば…、いうメンタルでやってきた」。1軍経験を投球にうまく生かすとともに、それまでも取り組んできた「真っすぐのスピード、威力、キレ、全体的な体作りは変わらずやってきた」と日々成長中だ。

 楽天モバイルのマウンドは、昨年の秋季キャンプの紅白戦で1度上がっただけだという。多くの観客が入った球場の雰囲気を想像し、「すごくいい眺めなんだろうなと思っています」と話した大内。球団のある宮城・東松島市出身で日本ウェルネス宮城から加わった若手有望株が、本拠地で力投を演じてプロ初勝利をつかむ。

編集部おすすめ