ソフトバンクは1日、武田翔太投手に来季の契約を結ばないことを通告した。武田は福岡・筑後市のファーム施設を訪れ、チーム関係者にあいさつ。
宮崎日大から11年ドラフト1位で入団。高卒1年目の12年から8勝1敗、防御率1・07と抜群の成績を残した。15年に13勝、16年は自己最多14勝エースへの階段を上っていたが、以降は故障もあり、伸び悩んだ。昨年4月には、右肘のトミー・ジョン手術。今季はファームでは実戦に復帰していたものの、2年連続で1軍登板がなかった。
「今年が始まる時点で(最後だと)覚悟して、後悔のない、納得できる1年にしようと思ってやってきた。予定よりも早く復帰した。少しでも早くと思っていたけど、正直を言えば、難しかった」と本音を吐露。同手術は完全復帰まで2年を要するとされるが、満たないままの退団となった。ただ、最近の状態は上向き。