◆JERA セ・リーグ 巨人5―2中日(1日・東京ドーム)
巨人の戸郷翔征投手がレギュラーシーズン最終戦に2番手で登板。3回45球3安打無失点2Kで8勝目を挙げた。
5―0の3回に先発・山崎に代わってマウンドへ。いきなり先頭の岡林に中前安打を浴びたが、2番・細川を二ゴロ併殺。3番・田中は149キロ直球で右飛に打ち取った。
4回も先頭・ボスラーに150キロ直球を捉えられて、左中間フェンス直撃の二塁打を浴びたが、鵜飼、辻本から空振り三振を奪うなど後続を抑えた。
5回は2死後に1番・岡林に中前安打、2番・細川に四球を与えたが、3番・田中を147キロ直球で二飛。無失点に抑えた。その裏の攻撃で代打を送られて降板となった。
戸郷は「もちろん無失点で抑えられたことは結果的にはすごいよかったですし、1、2回(イニング目)はすごい感覚的にはよかったので、ある程度割り切りも大事だなと思いました」と振り返った。また今回は中継ぎでの登板となり「昨日もブルペンに入りましたけど、中継ぎの方の大変さも知りましたし、特に今年はしんどい登板ばっかりだったので。でもやっぱりああやってストライク先行で攻めていければいい投球が続けられると思いますし、そういう面ではよかったかなと思います」と充実の表情だった。
CSへ向けて「昨年もいいところ2試合投げてチームは良い状況でしたけど、あまりいいピッチングができなかったので。なかなかCSだったり先発の難しさというのもありますし、よりいい投球が続けられることが他の選手への見られている立場なので、そういうところを見せていけたらと思います」と意気込んだ。