◇りそなB2リーグ 第1節第1日 福岡75―62静岡(2日・静岡県武道館)
B2の開幕戦でホームのベルテックス静岡が昨季の西地区王者・ライジングゼファー福岡に逆転負けを喫した。昨シーズン6戦全敗だった強豪に苦杯をなめ、2年連続の開幕白星はならなかった。
2点リードで折り返した後半に失速した。静岡のシュートがリングに嫌われた。3点シュートの成功率は、わずかに21・1%。フィールドゴールの成功率も福岡の46・3%に対し、ベルテは33・3%と低調だった。昨季は持ち味だったディフェンス面でも、第4クオーター(Q)の中盤に14連続失点を喫し、一気に17点差を付けられて試合が決した。
就任2年目の森高大ヘッドコーチ(36)は「前半はよく戦えたと思う。後半に3点シュートが落ち始めたあとのオフェンスを修正しないといけない」と、反省点を挙げた。ただ、「相手のペースになりはじめた時に、我慢が出来なかった。特に、最後の6、7分で自分たちのバスケがやりきれなかったのはすごく残念」と、ふがいないディフェンスに唇をかんだ。
敗れたものの、新助っ人のPFクリス・エブ・ンドウ(31)は存在感を見せた。24分40秒出場し、13得点&10リバウンドはチーム最多。「前半は自分たちの本来のプレーをやることが出来た。