石破茂首相(68)の後任を選ぶ自民党総裁選が4日、都内で投開票され、高市早苗前経済安全保障担当相(64)が第29代総裁に選出された。自民党初の女性総裁。

決選投票で本命視されていた小泉進次郎農相(44)を破る大逆転勝利。15日召集予定の臨時国会で、日本初の女性首相が誕生する公算が大きい。

 高市新総裁はこの日午後6時から東京・永田町の自民党本部で会見。

 最初に「他党との連立」について聞かれると「まず自公連立が基本中の基本です。先ほど新総裁に選出をさせていただいて、すぐに公明党をおたずねいたしました」と返答。「ただ、連立政権を組むということはそれ以前に政策合意が必要です。さっそく新しい人事、党内の人事ですけど、決まりましたら、しっかりと私も入って、政策合意に向けて、ちゃんと連立を維持していける形を作ることに向けて努力を致します」とした。

 その上で他の党について「これは相手のあることでございますので、現段階でどこということは私は申し上げません。しかし、基本的な考え方の合う政党。自民党の党是であります日本国憲法の改正もあります。それから外交政策、安全保障政策、財政政策もありますから、ここはしっかりと議論をさせていただいた上で相手があることですから、お互い納得できる形が作れるという希望でございます」と続けた。

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