クリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=が10月4日、凱旋門賞を翌日に控えたパリロンシャン競馬場の4R(芝1600メートル)でハーパー(牡7歳、仏・ジェラルド・モッセ厩舎、父アルカジーム)に騎乗。直線はじりじり伸びたが9着だった。

 明日の凱旋門賞では日本のアロヒアリイ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父ドゥラメンテ)に騎乗するルメール騎手は「柔らかいですね。結構、雨が降りましたから」とパリロンシャンの馬場の印象を語った。

 4日のパリロンシャンはペネトロメーターの数値は「3.8」で3段階ある重馬場の真ん中のTRES SOPLE(とても柔らかい)。だが、4日に雨がやんだ後のパリロンシャンは晴れて気温が上がり、時折、強い風も吹いている。「今日からは晴れです。風もあるし、明日は内ラチ沿い(オープンストレッチ)が使えます。今日よりもきれいな馬場になると思います」と回復を見込んでいた。

 凱旋門賞は4番ゲートからのスタート。「ちょうどいい枠。隣に人気馬もいるので。スタートが良かったらマイペースか、逃げ馬の後ろにつけたいです」と鞍上は先行策をもくろんでいた。

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