米大リーグ機構(MLB)は4日(日本時間5日)、地区シリーズに残った8チームの中から選出して強打者をランク付けする「ヒッターパワーランキング」を発表し、ドジャース大谷翔平投手(31)が1位に輝いた。

 大谷は今季、6月に投手復帰しながらもリーグ2位で自己最多を更新する55本塁打。

OPS1・014、146得点などはリーグトップの数字を残した。レッズとのワイルドカードシリーズでも第1戦に初回先頭弾を放つなど2本塁打でチームの快勝に貢献。第2戦でも試合の流れを決める適時打を放った。

 地区シリーズに残ったチームの打者のみのランキングとは言え、2位以下には強打者がズラリ。2位は53本塁打を放ったジャッジ(ヤンキース)、3位は大谷を抑えて本塁打王に輝いた2冠のシュワバー(フィリーズ)、4位には60本塁打を放ったローリー(マリナーズ)が入った。

 5~10位はスプリンガー(ブルージェイズ)、ベッツ(ドジャース)、スタントン(ヤンキース)、ハーパー(フィリーズ)、ロドリゲス(マリナーズ)、フリーマン(ドジャース)。強打者を抑えて大谷がトップに立った。ナ・リーグ東地区王者のフィリーズと対戦する地区シリーズも大谷の打撃には大きな注目が注がれている。

 一方で、この日の第1戦は、ポストシーズン自身初登板となる先発のマウンドにも上がる。二刀流での世界一へ、注目度は増すばかりだ。

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