新体操の団体トライアウトが5日、都内で行われ、8月の世界選手権団体総合で金メダルを獲得した田口久乃(東京女子体育大)、田辺観世埜(日本女子体育大)、西本愛実(昭和学院高)、花村夏実(松本国際高)、田中友菜(関西学院高)の5人のメンバーに、真鍋凛(観音寺総合高)、川口莉子(駒場学園高)の新メンバー2人を加えた7人が新たな日本代表に選出された。

 鈴木歩佳(ミキハウス)、稲木李菜子(国士大)が現役引退を表明したことで、今回のメンバーは全員が10代。

新生「フェアリージャパン」として3年後のロサンゼルス五輪に向けて船出していく。チームに新たに仲間入りした真鍋は「小3の時に初めてフェアリージャパンの演技を見たときから私もそのメンバーに入ってオリンピックに出たいと思っていたので、その夢が一歩叶ったというのがすごくうれしい。ただ、受かって終わりじゃないから、ここからもう1個大きな目標に向かって頑張っていきたい」と気持ちを高めた。

 また、川口も「私も小さいころからフェアリージャパンに憧れていて毎回トライアウトを受けるたびにフェアリージャパンに入りたいと思っていたので受かってとてもうれしいです。でも、ここからメンバーに入れるように、オリンピックに出られるように頑張りたい」と気持ちを引き締めていた。

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