◆第172回天皇賞・秋・G1(11月2日、東京競馬場・芝2000メートル)2週前追い切り=10月16日、美浦トレセン
今年の皐月賞で3着、日本ダービーで2着に好走しているマスカレードボール(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ドゥラメンテ)が、坂路での併せ馬で脚力を見せつけた。リアライズタキオン(2歳未勝利)、ベストシーン(3歳1勝クラス)に続く3番手から追走して、52秒8―12秒1で一杯に追ってベストシーンと併入に持ち込んだ(リアライズタキオンに1馬身先着)。
手塚久調教師は「まだ緩いですけど、時計はまずまず出たので、これで来週しっかりやって変わるんじゃないですか。来週にルメールさんに乗ってもらって、どういう感触を得てもらえるかがとても大切」とうなずいた。