◆関西学生野球春季リーグ戦 ▽第2節3回戦 近大2―0立命大(14日・GOSANDO南港野球場)

 立命大は近大に敗れ、1勝2敗で勝ち点を落とした。今秋ドラフト候補の立命大・有馬伽久(がく、4年=愛工大名電)は完投も2失点で敗戦を喫した。

 12日の1回戦では先発したものの、初回に4四球を与えた。打者10人で4失点し、わずか1イニングで降板。中1日での先発は3回まで無安打投球。4、5回に1点を失ったが、最後まで投げきった。

 片山正之監督は「有馬がいいピッチングをした。『気持ち』だけだと思っていた。球も手元できていたと(捕手の)西野も言っていた。(有馬は)『延長でも投げます』と言っていた」と、エースの復調を評価した。

 それでも、有馬は「ロング(イニング)を投げる中で、ランナーが出た時に抑えきれない。簡単に点を与えてしまった。悔しいし、もっとやれることがあったと思う」と肩を落とした。「きょうも修正できたとは思っていない。

簡単に点を与えてはいけない。『まだまだやな』と思いました」とエースの自覚からか、反省の言葉が続いた。この日は阪神、DeNA、中日、オリックスの4球団が視察。最速は147キロをマークした。

 有馬は、昨秋の明治神宮大会・東農大北海道戦で10者連続三振を奪い、大会記録を更新。一躍、脚光を浴びた。「昨年の最後も明治神宮大会の決勝で負けて悔しい思いをして、『次、頑張ろう』という気持ちでやってきた。きょうも勝てると思って投げたけど、勝ちきれないのは何かが足りない。弱い自分と闘わないといけない」。残り4カード。この悔しさを晴らす舞台はまだ残されている。

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